弊社の電力需給シミュレーター「MPX-Fundamentals」が中国電力に採用されました
2024.02.19
プレスリリース
弊社が提供する電力需給シミュレーター「MPX-Fundamentals」が、中国電力株式会社(本社:広島市中区)に採用されましたのでお知らせいたします。
【MPX-Fundamentalsについて】
「MPX-Fundamentals」は、ユーザーが想定するシナリオにもとづいて広域メリットオーダー※1をシミュレーションし、卸電力価格、個別の発電所の出力、CO2排出量、燃料消費量、連系線の潮流などを最長50年間、1時間単位で算定するシミュレーターです。弊社とオランダKYOS社が共同で提供します。シミュレーションに必要な標準的なインプットデータ(標準データセット)は、最新の情報を反映した上で弊社より定期的に提供するため、ユーザーは標準データセットをベースに、自らのシナリオを反映したインプットデータを簡単に作成することができます。シミュレーション結果は、卸電力市場の分析や取引判断、運用最適化、設備投資判断など幅広い用途で活用できます。
弊社は、MPX-Fundamentalsの提供を通じて、燃料調達・発電・卸取引の最適化、脱炭素化に向けた投資判断などを支援し、電力業界の持続的な発展に貢献してまいります。
※1 エリアを越えてコスト(限界費用)の安い順に発電所を稼働し、日本全体で発電コストが最小化されている状態。